'02 ビーナスラインツーリング


1日目


神戸を出発
大阪でおがたんと合流
今回の目的地は長野のビーナスライン
前から一度走ってみたかった道だ
行き先は遠いのでとりあえず岐阜を目指す
160km/hくらいで流れてくれたら楽なのだが
下道なのでそうもいかずアスファルトの照り返しと
車のエアコンの熱気、そして1200ccのエンジンの熱気と
熱く焼けたフレームの熱にのぼせながらバイクを走らせる
岐阜を過ぎたあたりで既に3時をまわっていた
こりゃいかんと思いながらも暑さのせいにしてダラダラ走る
そして乗鞍のふもとのキャンプ場に着いたときには既に真っ暗
今はお盆と言うことでキャンプ場は人だらけだった
なんとかテントサイトを確保し、夕食をとる
明日は日の出を見に乗鞍スカイラインを走るので早めに眠る


2日目


日の出前に起床
情報では乗鞍頂上の奥が雪のため通行止めなので
乗鞍スカイラインを往復する必要有りとのこと
片道でも通行料をボッタクられるのに往復となるとその倍の料金を取られる
悩んだ末1台のバイクでタンデムで行くことにする
8月と言えども標高が高いせいで朝は冷え込む
しかし、意気揚々と乗鞍スカイライン入り口まで走る
入り口の渋滞を越えてスカイラインへ
夜明け前のせいで辺りは真っ暗
それでもガンガンスカイラインを登っていく
登るにつれ霧がでてきて、その霧はだんだん濃いものへと変化していった
嫌な感じだなと思っていた矢先大渋滞
寒々しい霧の中渋滞の列に並ぶ
ところがこの渋滞全く進まない
10分たっても100mも進まない
既に寒さは限界に達していた
時間はそろそろ夜明けなのだが辺りは一向に明るくならない
こりゃあかんなと心の中で思った
しかしここまできたんだからもう少し待ってみることにする
30分以上は待っただろうか
車の列は一向に進む気配を見せずどうせ頂上でも霧で何も見えないだろうと言うことで引き返す
入り口のゲートで復路の料金を支払う
無駄金だ!
ゲート付近で放送が行われていた
「ただいま頂上駐車場は非常に混雑しており駐車場に入るまで4時間程度かかります」
早く言えっちゅーねん!!
気を取り直して松本経由でビーナスラインを目指す
途中はうす曇で嫌なムードだったが、松本を過ぎた辺りから晴れてきた
ビーナスラインの心地よいワインディングを駆け抜ける
途中の山元小屋で小休止
ここで走り屋イチローと合流


青い空がめちゃくちゃ気持ちいい!!
気持ちよすぎて2時間ぐらいボ〜〜〜ッと過ごす


特に予定を決めていないので気持ちいいところがあれば
そこで長い間過ごす!これが俺流ツーリングの楽しみ方
でもさすがにここでこのままキャンプをするわけにもいかないので出発する
そこでやすし君と合流
ビーナスラインを走っているとなぜだか急に山に登りたくなってきた
バイクを止めて山登りをする


めっちゃ気持ちいいのかと思って期待していたけどまあまあだった
そして諏訪湖畔のキャンプ場へ


3日目




諏訪湖の朝
走り屋イチローとはここでおさらばになる
互いの旅の安全と成功を祈って分かれる
今日は天気がいいので乗鞍スカイラインにリベンジしよう
ということになり来た道を戻る


途中で下り坂に止めていたバイクが勝手に走り出してこける
あ゙〜〜〜〜〜!!!!!
ミラーが吹っ飛んで、ウィンカーが割れる
死ぬほどへこむ
このときからオレは無口になった
乗鞍スカイラインを走ってもいまいちテンションがあがらない・・・・
ブルーだ
ああブルーだ
もうどこでも好きに行ってくれ
すっかりやる気の無いままで金沢へ向かう


4日目


能登半島の千里浜へ向かう
ZZRで砂浜を走ってみたいと思っていた
海沿いを走るのは最高に気持ちがいい!と思うことにする


今回の旅の目的は達成したので帰ってバイクを修理することにする